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安定ヨウ素について

 

この度の大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

連日原発事故のニュースが報道されており、不安を募らせている方も多いと思います。

事故当初、放射性ヨウ素による甲状腺がんの予防のため、安定ヨウ素の代わりにイソジンガーグルを服用する方が多数おられたとか。安定ヨウ素とは医療用医薬品であるヨウ化カリウムを指し、うがい薬に含まれるポピドンヨードとは別物ですので、決してうがい薬をのまないようにして下さい。

 

そもそも、安定ヨウ素とは、何のために使用されるのでしょうか。

 

 人が放射性ヨウ素を吸入し、身体に取り込むと、甲状腺に選択的に集積して甲状腺がんなどを発生させる可能性があります。この内部被ばくに対しては、安定ヨウ素剤を予防的に服用することにより、放射性ヨウ素の甲状腺への取り込みをブロックすることができるため、甲状腺への放射線被ばくを低減する効果があることが報告されています。

 甲状腺がんの進行はとても遅いため、予防服用の対象はリスクの高い40歳未満とされているようです。

 

 ただし、安定ヨウ素剤を服用しても、甲状腺以外の臓器への内部被ばくや希ガスなどによる外部被ばくに対して、放射線を防護する効果は全くないことを知っておく必要があります。

 さらに、ヨウ素に対する過敏症をお持ちの方が服用すると、ショック症状をおこすこともあり、注意が必要です。

 

 今後も厳しい状況が続きますが、必要以上に怖がって間違った情報に惑わされることのないようにしたいものです。

 

2011.04.04 (月)

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