,28年4月 診療報酬改定  1か月すぎて

*2年ごとの診療報酬改定が、この4月に行われました。

 一口に診療酬改定といいますが、一般の方は、薬や病院の支払いが変わるのね?

ということと、認識されていると思います。新聞やTV報道で変更点が案内されていますので、店頭でご説明すると、「ああ、知っているよ」とおっしゃる方が多いように思います。

 

* さて、診療報酬改定は、実は値段(医療費)だけではなく、業務(医療サービスの方法、や治療方針、治療の最終目標)などについても、改定が行われます。実際は、医療費と医療サービスのバランスをとり、最小の出費で最大の効果が得られる医療サービスを目指すという、国家の政策の目標のもとに、改定が行われています。社会保険料、介護保険料、などの国民の税金が、原資ですから、それをいかに効率よく、赤字にならないように使っていくかについては、国家規模の政策があって当然です。2年ごとの改定はこれまでの反省と、これからの国民の医療のありようにそって決められます。

 

 *大きなところまで話が行ってしまいました。ここで変更点を薬局の業務に戻しますと、今回の改定ではとにかく「節約 セツヤク」が薬局に課された変更点です。これまでも進められて来ました、後発薬の使用促進、お薬手帳の持参促進、退院して自家に戻っ方への在宅活動推進などは、最小限の薬で、最大の効果が得られるように、という国家政策の方策そのものです。

 

*  お薬手帳を持ってきてもらい、薬の2重投与や、不要な薬の投与を防ぐことが求められています。飲めずに残っている薬を再活用することも必要になりました。 また、湿布薬は、必要なだけ、最小限に使うよう、投薬数の制限が設けられました。

  薬がうまく飲めない(忘れる、時間がわからないなど、さまざまに理由がありますが)

方は、専用の「かかりつけ薬剤師」がついて、薬の適正服用の手伝いをする制度も設けられました。 

「かかりつけ薬剤師」なるものには、ひとり一人の患者様に見合った、適切な対応が必要なことから、専門の資格が必要になりました。前回のコラムでお伝えしている「研修認定薬剤師」の資格と、実際に業務についていた日数や、公共の医療啓蒙活動の実績も必要になりました。

 

 * ところが、私ども「ますだ薬局グループ」では、いままで真面目に研修と業務に取り組んできた薬剤師が多く、「認定薬剤師」は、半数の薬剤師が取得しています。それで、すべての店舗で「かかりつけ薬剤師」が設置できました。ご希望があれば、どの店舗でも「かかりつけ薬剤師」を指名していただけます。ぜひともご利用下さい。

2016.05.12 (木)